2018年 今年もよろしくです


初日の出はネパールの山脈でした

年末からシャンティというNGOのスタッフの案内で観光コースでない
ネパールを観てきました

そのひとつが、北京会議からネパールの女性たちと活動している
DidiBahini(女性支援団体c/oサロニ)の訪問

サロニさんの案内で山岳地帯や96年の内乱以降に生まれたスラムの女性たちの
活動を訪ねました
( なんといってもすごい山岳でした。細く急な棚田が続き、ポツンポツンと人家があります
 移動は徒歩で、石でぼこぼこした乾いた山道を数時間かけて歩いて行き来します
 
訪ねた地域は2年前の地震で学校は崩壊、50世帯がすみ、私たちを民族衣装の女性たち
が迎えてくれました






ネパールは男はのんびりと働き、家事や重労働を女性がになっています

訪問した山岳地帯では、どぶろくを家庭でつくるのが大きな収入源になっているのですが
サロニさんは『酒を創っていても男が依存して喜ぶだけで変わらない。一ドルづつでも貯金して女性たちが新しい事業を始める資金にしていく』ことを熱心に話していました

サロ二さんは自立する一歩に貯蓄をすすめます
支援している女性たちは月一ドルの貯蓄も大変ですが、女性のなかからリーダ―を立てて
頼母子講で共同で使用できる金を蓄えていくことを提案していきます


サロニさんは、女性は生活のすべてに関わるので女性が変われば社会は変わる、と
ジェンダーの考え方を伝える教育や話し合いを30年間、続けています

写真の歓迎の太鼓をたたいている若い女性たちは山のふもとにある部族です

若い女性たちは同じ地域でも、年配者とは異なるたくましく希望のある表情をしています

スマホや写メを扱う彼女たちを見ているとネパールも新しい形とそれまでの形がゆっくりと、
でも急速に入れ替わり、暮らしの根源が変わっていくと、感じます


で、新年のクイズ、な、な、なんだぁ~です

次のうち首都カトマンズにあるものはどれでしょうか
・ 地下鉄
・ 鉄道
・ 郵便ポスト
・ 住所の番地
・ 信号機
・ エレベータ―
・ 街区マップ
・ 横断歩道
・ スタバ
・ 図書館
・ パスポートでその他の性の選択


答えは2月にこのブログに載せますよ
 
 
 

1月26日…

ワークルールについての学習会を開催します


女性が働く中で起きるトラブルについて
その対処法やいざの相談機関などを
体験者と語り学ぶ会を世田谷区の男女共同参画センター「らぷらす」
と協働事業で開催します

労働法はアルバイトでも非常勤でも異なりません
でも仕事を失いたくないと、納得できないことも雇い主のいいなりになることは多くあります

女性活躍社会の今、きちんと働き続けるために
今一度、ワークルールについて学びましょう
女性ユニオンの方々に来ていただいて実際の体験談を合わせて話し合います
自分自身だけだなく、働く方の支援などにも役立つ内容です

126日金曜日 19時から2115
参加費 200
■会場 三軒茶屋駅から歩いて5
   昭和女子大学の隣のビル
   「らぷらす」
申し込みは 090-4226-8078に電話をください